妊娠したいと思っても、実際何から始めればいいのかよくわからないことも多いのではないでしょうか? その中でも確実に押さえておきたいのが、基礎体温表をつける作業です。
慣れれば難しい作業でもないですが、この基礎体温表は妊活において大きな役割を果たしてくれるのです。
では、実際にどんな理由があるのか今回まとめてみました!
基礎体温をつけることで妊娠しやすいタイミングを知ることができる
女性の体は、ホルモンバランスの変化によって基礎体温が変化しています。
そして毎日正しく基礎体温をつけ、グラフにしておくことで、自分の正しい月経周期や排卵日を知ることができるため、妊娠しやすい日を把握することができるのです。
自分の体のリズムが分かれば、タイミングを計ることもより正確になるため、妊娠もしやすくなりますよね。
月に数日しかない妊娠のチャンスを逃さないためにも、基礎体温はしっかりつけておきましょう。
医師に自分の体の状態を正しく知ってもらうことができる
基礎体温からわかることは月経周期や排卵日だけではありません。グラフを見てホルモン分泌の異常や、不妊の原因も推測することができるのです。
また、妊娠した場合にも早期に発見することができるので安心です。
産婦人科に行くことに抵抗を感じている方は、まず基礎体温を測って自分の体の状況を把握することから妊活を初めて見てもいいかもしれません。
そしてそのグラフに異常があれば、是非そのデータをもって医師に相談してみましょう。
基礎体温はどうやって測ればいいの?
基礎体温は通常の体温計とは違い、口の中で体温を測ります。また、朝目覚めたときに、極力動かず布団の中で測るのが一般的です。
そのため、体温計は布団の近くにセットして、動かずに取り出すことができるように準備しておきましょう。
体温が測れたらすぐに記入して、その日の体調や生理が始まったかどうかなども一緒に書き入れます。
測定時間は毎日同じ時間が好ましく、不規則な生活をしている方はこれを機に、生活習慣を改め早寝早起きを心がけましょう。
基礎体温は、最低でも3カ月は続けないと正しいデータを取ることができません。まずは測定時間がバラバラになってしまっても、とにかく継続して続けてみましょう。
基礎体温系の種類
大きく分けて、基礎体温系は2種類に分けられます。実測式は値段が安価ですがその分測定に時間がかかります。予測式は値段が高い分30秒から90秒ほどで測定ができます。
何より続けることが大切なので、自分が続けやすいものを選ぶことが大切です。