子どもの背を伸ばす方法ってあるの?

お子さんの身長を気にしている親御さんは多いのではないでしょうか? 

小学校に入る頃になると、周りのお友達との差が出始めて気になるものです。「身長は遺伝だから仕方がない」と諦めていませんか? 

もちろん遺伝も関係していることは事実ですが、生活環境によって伸ばすことも可能です。今回は、子どもの身長を伸ばす方法をご紹介しましょう。

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背が伸びる仕組み

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子供の身長が伸びるというのは「骨が伸びること」です。成長期の子どもの骨の両端には「骨端線(こつたんせん)」、別名「成長線」と呼ばれる骨と骨の間の「隙間軟骨」があります。

この部分には、新しい骨を作るはたらきがある「骨芽細胞」が密集していて、成長ホルモンのはたらきによって活発化し、新しい骨がどんどん作られることで骨が伸びていきます。この「骨端線」は、成長期を過ぎるとほとんどの場合無くなっていきます。

つまり、「骨端線」があるうちでないと身長が伸びない、というわけですね。

背を伸ばす方法とは?

子どもの背を伸ばす方法ってあるの?

身長を伸ばすためには、「骨端線」と呼ばれる軟骨を活発化させる「成長ホルモン」のはたらきが大きいとされています。

つまり、「成長ホルモン」を活発に分泌させることが、骨を成長させることにつながるということです。そのために大切な要素を考えましょう。

質のよい睡眠

「成長ホルモン」とは、 骨の発達やタンパク質の同化作用を促してカラダを成長させるホルモンです。

このホルモンは、昼間にも分泌されているのですが、特に睡眠中に大量に分泌されるといわれています。つまり、しっかりと睡眠時間を確保することが身長を伸ばすことと密接に関わっているのです。

まさに「寝る子は育つ」のです! 

睡眠は2種類

1. 「レム睡眠」・・・カラダは休息状態にあるのに、脳は活動している浅い眠り
2. 「ノンレム睡眠」・・・脳は活動を休止している状態で、深い眠り

成長ホルモンが多く分泌されるのは、深い眠りの「ノンレム睡眠」の時です。

なかでも寝始めの3時間ほどが最も深い眠りに入る時間だとされています。ところが、最近の子どもは、学校の宿題や夜遅くの塾通いで、夜遅い時間に晩ご飯を食べるケースが増えているようです。

さらに、寝る前までテレビやゲーム、スマートフォンを使用したりして寝る前の光刺激が強すぎる環境にある場合もあります。

これらが原因で、なかなか質の良い睡眠に入ることができず、子どもの不眠が問題になることが増えています。

成長ホルモンが多く分泌される時間にお子さんが熟睡できるためにも、食事時間をなるべく早くするように工夫したり、寝る1時間ほど前からはテレビやゲーム・スマートフォンなどを控えたりできるように、親御さんが十分に注意して、お子さんが深い眠りに入れるような睡眠環境を整えてあげるようにしましょう。

バランスの良い食事

「身長を伸ばすためにはカルシウム」と考えることが多いのですが、「カルシウム」を摂取するだけでは十分ではありません。

確かに「カルシウム」は骨を丈夫にするうえで欠かせない成分ですが、骨や筋肉の原料となる栄養素は「タンパク質」です。「タンパク質」には、成長ホルモンの分泌を促すはたらきがあるだけでなく、骨や筋肉を含むカラダ全体の細胞を作るために必要な栄養素です。

さらに、「タンパク質」の一種である「コラーゲン」は、骨の成長にも大きく関わっています。それ以外にも「カルシウム」を吸収するための「ビタミンD」や「ビタミンK」、骨を構成する「マグネシウム」、骨の発育に欠かせない「亜鉛」など、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

お子さんの身長を伸ばすことができるように、できるだけ栄養バランスの取れた食事を用意してあげたいですね。

ただ、通常の食事だけでは不足しやすいのが「カルシウム」「マグネシウム」「亜鉛」だといわれています。どうしても食事から十分な量を摂取することが難しい場合には、足りない分を補給する意味でサプリメントなどを利用することができるかもしれません。

運動

運動は骨に適度な刺激を与え、骨の成長を促進させるとされています。

また、適度な運動は「成長ホルモン」の分泌を促すはたらきもあります。さらに、運動をすることで適度に疲れると、深い睡眠につながりますし、おいしく食事を摂れるようになるなど、カラダにいい効果が生まれます。

子どもが楽しんで続けられるならどのような運動でもいいのですが、まだカラダが十分に形成されていない成長期に、カラダに負担がかかりすぎるようなハードな運動は、身長を伸ばすうえでも妨げになる場合があります。

激しい運動よりも、ほどよく疲れる程度の運動がいいでしょう。

子供の背を伸ばす方法はある!

子どもの背を伸ばす方法ってあるの?

身長が気になる場合でも、成長期にあるお子さんなら遺伝だと諦めるのはまだ早いかもしれません。今からでも生活習慣によって身長を伸ばせる可能性がかなり高いようですね。

どれも特別に難しいことではありませんが、場合によると生活スタイルを見直すことが必要でしょう。

近年では、お子さんも大人並みに忙しい生活を送っているようですが、カラダはまだ成長期にあります。しっかりと栄養や睡眠時間を確保できるように、親御さんが気をつけてあげる必要があります。この時期に背が伸びる可能性を少しでも高めてあげたいですね!