子どもが腕を動かさなくなった!肘内障とは何?

子どもは大人が想像もつかないような遊びや動きでいつも驚かせてくれます。

しかしそんな遊びの中で突然腕が痛いと泣き始めたり、腕をブランとさせたまま動かさなくなってしまうと親はとっても焦ってしまいます。

今回は子どもに起こりやすい肘内障と呼ばれる症状について、その対処法や原因を詳しく調べてみました。

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肘内障とは?

看護師さん
幼児の腕を強く引っ張っることで肘関節が脱臼した状態を肘内障と呼びます。

関節が外れてしまうことで痛みを感じ、さらに腕を動かせなくなってしまうのです。

特に小さいお子様の場合は危険なものや場所で大人に手をつながれて行動することも多く、いきなり手を引かれたり、または自身が飛び出していこうとすることでも起こってしまいます。

さらに遊びの中で転んだり肘をひねることでも脱臼してしまう場合もあります。

1度外れるとその後しばらくは外れやすくなり、週に何回も肘内障を繰り返す場合もあるため日常生活の中で注意が必要です。

しかし、多くの子どもが小学校入学までにはm肘内障を起こしにくくなると言われています。

まずは肘内障かどうか確かめよう

子どもがあまりにも大泣きしているとm親もパニックになって焦ってしまうこともありますが、まずは痛がっている部分をきちんと確認してみましょう。

肘内障の場合、骨の位置がずれている状態にあるため、動かすとまた痛みを感じ、腕を動かさなくなってしまいます。

そのため、4しばらく腕を動かそうとしなかったリ、両手を上にあげる万歳のポーズが取れないようであれば肘内障の疑いが非常に高いです。

しかし、場合によっては手首や腕の骨折などもあり得るため、痛がる腕に腫れやあざなどができていないかも合わせて確認しましょう。

様子を見て腕を普通に動かし始めたり、痛みも訴えなくなったら心配はいりません。

肘内障になってしまったら?

肘内障とは何?
子どもがしばらく腕を痛がって泣き止まない、または腕を使えないといった症状があればぜひ速やかに病院に連れていきましょう。

病院は小児外科、整形外科、接骨院などで処置を行うことができます。

病院では肘を一定の角度に曲げることで、再び骨を正しい位置へと戻すことができます。

関節がもとに戻る瞬間に多少痛みがあるので、子どもは再び泣いてしまいますが、処置はすぐに終わり痛みも改善し、腕も動かせるようになります。

一刻も早く痛みをとってあげるためにも、早く病院に連れて行って処置をしてあげましょう。

また、時間が立てばたつほど関節は元に戻りにくくなってしまうので注意してください。

肘内障は自分でも対処することができる

肘内障は、病院に行かずに自身でも対処することができます。

何度も繰り返し肘内障を起こしてしまう場合は、一度修復方法を覚えておくのもいいでしょう。

まずは親と子どもが向き合った状態で、痛がる腕の肘を固定しながら反対の手で手首を持ちます。

そして子どもの手首を親指が内側に来るように捻り、手首をあごにくっつけるように肘を曲げていきましょう。

この方法で、ずれていた骨がぽくっと音を立てて正しい位置に戻ります。

その後、腕を動かせるようになったりバンザイのポーズはとれるか様子を見ておきましょう。

ただしこの方法はあくまでも緊急処置の場合で、確実に肘内障を治すためにはやはり病院での処置がおすすめです。

場合によっては、素人が行う処置によって、かえって患部を悪化させてしまうこともあります。

また、病院では肘内障以外に気になる点も伝えれば、レントゲンで骨折の有無も調べてもらったり、病院によっては修復後治ったかどうかをエコーで確認することもできるので、さらに安心です。

肘内障を防ぐためには?

子どもはまだまだ肘の関節が未発達のため、ちょっとした日常生活の中でも肘内障を起こしてしまいます。

普段から手を引くときは、いきなり手を引くのではなく、子どもに一声かけて子どもにも手を引かれる体制を整えさせてあげることが大切です。

また転びそうになったり、飛び出しそうになるとつい手をつかんでしまいますが、後ろから手を引く行為は最も肘内障を起こしやすくしてしまいます。

とっさの時は腕ではなく、胴体をつかんで体を支えてあげることで、肘内障を防いでいくことが可能です。

特に1度肘内障になってしまうと、それから肘内障になりやすくなるため注意が必要です。

肘内障修復後4~5日は再発を繰りかえしやすいので、普段の生活の中でも肘を引っ張ったりひねったりしないように見守ってあげてくださいね。

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