小さいお子様がいるご家庭ではおむつを捨てるための専用のごみ箱は必須です。
しかししばらく使っているとどうしても毎回おむつを捨てていてもゴミ箱におしっこやうんちのにおいが染みついて、嫌なにおいが出てきてしまいますよね。
だからといってカセット交換式のごみ箱はなかなか値段も高く、少しの期間しか使わないとわかっていると購入するのもためらってしまいます。
そこで今回はおむつ用ごみ箱の臭いを解消するための簡単な掃除方法についてまとめてみました。
おむつ用ごみ箱はただ洗っただけではにおいは落ちない
おむつ用ごみ箱のにおい対策には張るタイプの消臭剤やスプレーなど様々な対策を行っている方も多いと思います。
しかしプラスチック製のごみ箱はにおいが染みつきやすく、しばらくおむつ用ゴミ箱として使っているとすぐにごみ箱自体ににおいが染みついてしまい、いくら消臭対策を行ってもすぐに嫌なにおいがまた出てきてしまいます。
さらにおむつ用のごみ箱の掃除に一度ゴミ箱内のゴミを出し、中性洗剤などを使って洗うだけではゴミ箱内はきれいになっても、うんちのにおいやおしっこのにおいは消すことはできません。
おむつ用ごみ箱には重曹とクエン酸がおすすめ!
1.重曹
うんちのにおいには重曹がおすすめです。
重曹はドラッグストアやスーパー、100均でも手軽に購入することができます。
うんちのにおいは酸性なのでアルカリ性の重曹を使えば簡単に臭いを落としていくことができますよ。
あらかじめきれいにしたゴミ箱の中に重曹を入れ、お湯を注いでしばらくつけ置きしてから流すだけで簡単に掃除を完成させることが可能です。
つけ置き洗いの後に湿った状態のまま使用を続けてしまうとまた雑菌が増え、においの発生の原因となってしまいますので掃除は天気のいい日に行い、天日干しをしてしっかり乾かしておきましょう。
また、重曹を水で割った重曹スプレーも用意して、軽い掃除の際はダスターを使ってゴミ箱の外側などを拭き掃除するのもいいですね。
スプレーで磨いた後も乾いた布を使って水気はしっかりふき取ってください。
2.クエン酸
おしっこのアンモニア臭にはクエン酸がおすすめです。
クエン酸も重曹と同様にスーパーやドラッグストアなどで気軽に購入することができますが、大量に安く購入する場合はネットからの購入がおすすめです。
アンモニア臭はアルカリ性なので酸性のクエン酸を使って中和させることでにおいも緩和させることができます。
使用方法も重曹と同様にあらかじめきれいにしておいたゴミ箱の中にクエン酸を入れてぬるま湯を注いでしばらくつけ置き洗いするだけです。
こちらも同じくクエン酸スプレーを作ればトイレ掃除などにも使用が可能です。
おむつのにおいをひどくさせないポイントとは?
1.うんちはかならずトイレに流す
うんち済みのおむつはそのままゴミ箱に入れないで、うんちはトイレに流してからおむつをまとめてゴミ箱に入れましょう。
これだけでもゴミ箱内の嫌なにおいを大幅にカットすることができます。
2.おむつはビニール袋でまとめる
おむつをまとめるときはビニール袋で一つ一つまとめてにおいを密封することが効果的です。
消臭効果のあるビニール袋も販売されていますが、スーパーのレジ袋やビニール袋などでも問題ありません。
すべてのおむつをまとめるのが大変という方はうんち済みのおむつだけでもビニールにまとめてみましょう。
3.重曹を上からかけてみる
ゴミ箱の近くに重曹用意しておき、おむつを捨てるたびに上から重曹を振りかけるだけです。
これだけでにおいの発生を最小限にとどめることができます。
特に決まった量もないのでゴミ箱におむつを入れたら最初は多めに入れて、次に入れるときはやや少なめに振りかけていきましょう。
さっと取り出せるように100均などに売っている調味料入れなどに重曹を移し、ストックしておきましょう。
4.ゴミ箱の場所を変える
ゴミ箱の場所はできるだけ換気のできる場所がおすすめです。
ベランダやトイレなどにおいが気にならない場所に設置することで嫌なにおいも減らすことができますよ。
5.消臭効果のあるアイテムを使用する
においがどうしても気になる方は消臭効果のあるアイテムをゴミ箱のそばに置くことも効果的です。
貼るタイプや振りかけるタイプ、さらにルームミストでも高い消臭効果を発揮してくれるものもあります。
そしてハッカ油には殺菌効果もあるので重曹スプレーやクエン酸スプレーなどに数滴混ぜてゴミ箱掃除を行うこともおすすめですよ。